椿本チエインがなぜエネルギーなのか

充電と給電を両立する、
EV電力ソリューションの常識へ


あらためて
椿本チエインについて
お話します。

 

産業用チェーンの「伝動」「搬送」の機能をベースに、「チェーン」「精機」「自動車部品」「マテハン」の4つの事業を展開する椿本チエイン。その創業は1917年、今から100年前に遡ります。当時、ほとんどが海外製の産業用チェーンを用いていた時代。「より高度な機械用のチェーンに挑戦したい」と、椿本チエインは独自の技術力と発想力で、次々と新しいチェーンを開発しました。現在では多種多様な動力伝動用・搬送用チェーンをはじめ、工作機械、造船、鉄鉱、液晶・半導体などあらゆる業界に最適な商品を提供しています。世界を、未来を、動かしてきた歩みでもあります。

 

そんな私たちが
既存の事業の枠を超えて新しい領域に挑む。

 

私たち椿本チエインの歴史は、変革とチャレンジの繰り返し。近年、進めている新事業への挑戦には、特にその姿勢があらわれています。植物工場のイノベーションへ挑戦したアグリビジネス、IoTを駆使した遠隔監視プラットフォーム、とりわけEV(電気自動車)の電力を各方面に有効活用できるようにするEVを活用した電力ソリューションに注力しています。

電動四輪車世界販売台数予測

 

出典:株式会社矢野経済研究所「電動四輪車の世界市場に関する調査(2023年)」(2023年4月28日発表)

※ 電動車にはHEV(ハイブリッド車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、BEV(電気自動車)、FCEV(燃料電池車)を含む。
※ 2022年は見込値、2023年以降は予測値。
※ 乗用車はA~Eセグメント、商用車は車両総重量3.5t≦の小型商用車、車両総重量3.5t以上のトラック、バスを指す。
※ Aggressive予測は急速充電などインフラ整備が整うことで、車格を問わず、BEVの普及が進むとし、Conservative予測は、BEVが高級セグメントや小型商用車まで限定的に普及が進むことを想定し、算出している。

その背景にあるのがEV普及拡大とエネルギーマネジメント需要の増加です。昨今のEVの普及とともに、電力需給の逼迫やエネルギーの高騰なども相まって、デジタルインフラの構築のニーズが高まってきました。椿本チエインはエンジン自動車に使用するタイミングチェーンの製造にも従事してきましたが、世の中のEVへのシフト、さらに頻発する自然災害への対応を見据えて、進化が求められました。

EVを電源としてEVバッテリーの電力を活かす、

V2X対応充放電装置「eLINK」誕生。

EV普及拡大とエネルギーマネジメント需要の増加を受けて誕生したのが、V2X対応充放電装置「eLINK」です。EVへ充電するだけでなく、建物への給電も可能。EVに蓄えられた電力を取り出し、公共施設やオフィスビルなどに給電することができるV2X充放電装置です。災害時には、非常用電源として施設内に電力を供給し、電気機器に使うことができます。「動かす」ことに進化をもたらし、社会の期待を超えることを使命としてきた椿本チエインならではのソリューションで、これからの社会とエネルギーに新しい流れを生み出していきます。

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